20日、韓国で新たに6人が死亡し、新型コロナウイルスによる累計の死者が100人となった。
韓国でついに、新型コロナウイルスによる死者が100人となった。2月19日に慶尚北道・清道(チョンド)郡で初の死者が出てから30日目。
亡くなった100人の内訳を見ると、男性が54名、女性が46名。さらに30代1名、40代1名、50代7名、60代17名、70代36名、80代以上が38名となっている。60代以上が91名と9割を超えている。

また、居住地域にも偏りが見られた。100人のうち95人が大邱(テグ)市・慶尚北道で亡くなっており、新興宗教『新天地』発の地域型集団感染の影響がうかがえる。
年齢別の致死率(確診者のうち、死亡した感染者の割合)は、30代0.11%、40代0.08%、50代0.42%、60代1.97%、70代6.34%、80代以上11.55%となる。高齢になるほど致死率が高いことが分かる。
また、亡くなった100人のうち、一人を除いては全員が生前に基礎疾患を患っていたことが分かっている。
なお、韓国の中央防疫対策本部によると、3月20日0時基準、新型コロナウイルス確診者は8,652名となっている。この内2,233名が完治(隔離解除)し、6,325人が隔離・治療中だ。
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