韓国政府が来年度の対ミャンマーODAを86%削減、アウンサンスーチー氏の裁判結果に「深刻な憂慮」も
韓国政府が来年度の対ミャンマーODAを86%削減、アウンサンスーチー氏の裁判結果に「深刻な憂慮」も
  • The New Stance編集部
  • 承認 2021.12.07 14:21
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韓国政府がミャンマーの軍事政権に対する圧力を強めている。ODAの削減に加え、アウンサンスーチー氏が有罪判決を受けたことにも声を挙げた。
2019年9月、ミャンマーの首都ネピドーでアウンサンスーチー国家顧問と会談する文在寅大統領。青瓦台提供。
2019年9月、ミャンマーの首都ネピドーでアウンサンスーチー国家顧問と会談する文在寅大統領。青瓦台提供。

韓国外交部が来年度のミャンマーやアフガニスタンへのODA(政府開発援助)を、今年度よりも大幅に削減することが分かった。

ミャンマーでは今年2月に軍部がクーデターで権力を掌握する一方、アフガニスタンでは8月にイスラム主義勢力タリバンが共和国政府を崩壊させ実権を握っている。

6日、複数の韓国メディアが伝えたところによると、韓国外交部の当局者はこの日、「二つの国は韓国政府が推進するODA事業において相当な重要性と比重を占めているが、ODA事業を進めるにはとても困難な状況であるため、来年度の関連予算を今年に比べ大幅に削減した」と述べた。

ミャンマーに対する無償援助は今年の163億ウォン(約15億6000万円)から22億9000万ウォン(約2億2000万円)と、86%の削減となる。

また、アフガニスタン向けの無償援助は今年の12億4000万ウォン(約12億円)から4億3000万ウォン(約4100万円)と65%削減される。

韓国外交部はこの他にも、ミャンマー軍事政権に対する批判のトーンを強めている。

6日、アウンサンスーチー国家顧問(76)が社会混乱の扇動などに問われ非公開の裁判で禁固刑を受けたことに対し、韓国外交部は「深刻な憂慮」を表明し、ミャンマーの事態が平和的に解決することを支持すると明かした。

その上で、▲暴力の即時中断、▲すべての当事者による建設的な対話の開始、▲ASEAN議長特使による仲裁、▲人道的支援の提供、▲ASEAN特使および代表団のミャンマー訪問といった、ASEAN首脳会議の合意事項の履行を求めている。


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